William Morris(ウィリアム・モリス) ダストボックス 大 MDL-03 デイジー


リビングや寝室などのお部屋を彩ります。
1893年(明治26年)創業京都の老舗鈴木松風堂の丁寧なもの作りにより実現しました。キャンパス地に印刷する事により、絵画のような素材感になっております。その為、高級感が出てインテリアとしてもご使用頂けるようになっております。
■デイジー…62年にはじめてモリスがデザインした壁紙のひとつ。花と花が密接に連続していく後期の成熟したモリスのデザインに比べると、非常に素朴であるが、身のまわりの野の花へのモリスの優しい感性が伝わってくる作品です。平面的な地に、平面化された花柄を並べるという、古い民衆芸術にヒントを得たデザインで、最も人気のあるデザインの1つとされています。
![]() ウィリアム・モリス(1834-1896)は19世紀の英国で活躍した画家であり、工芸デザイナーであり作家であり、詩人であり、会社経営者であり思想家であり…と多方面で精力的に活躍した「モダンデザインの父」と呼ばれる人物です。建築家フィリップ・ウェッブの依頼をきっかけにモリス自身や友人のために家具・家を制作するようになります。これを契機に1881年「絵画・装飾彫刻・家具・金工の芸術職人集団」として「モリス・マーシャル・フォークナー商会」を設立。モリス自身は壁紙や内装用布地などインダストリアルデザインに腕をふるいました。植物をモチーフにしたモリスの壁紙は自然の生命の豊かさを感じさせつつ、素朴な自然の写実性を作品に巧みに反映させています。モリスが中心となって、大量生産された商品が氾濫した産業革命に抗するように「アーツ&クラフツ運動(生活と芸術を一致を目指したモリスのデザイン思想)」を起こしました。この運動はヨーロッパ各国へと伝播し、アール・ヌーヴォーの誕生へつながります。モダンデザインの発展に寄与し、近年は装飾デザイナーとしての認知度が高まっています。英国のみならず世界中の人たちに愛されているモリスのインダストリアルデザイン。日本の「花鳥風月」の世界観にも通じるデザイン思想は多くの日本人にも親しまれています。 |

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