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さんのレビュー一覧

1 ~ 4 件目を表示しています。(全4件)

レビュー対象商品:Kaweco(カヴェコ)万年筆 リリプット ファイヤーブルー LIF-FB

投稿日時:2019/07/03 11:46:02

目の当たりにすると、小さい。しかし金属を焼いたファイアーブルーの軸色と手に持った時の重量感(このサイズで約23g)が相俟って、ある種、半端ではない存在感がある。実際にキャップを尻軸にネジ込んで書き始めると、すぐにこれは常用できる万年筆のミニマムサイズであることを確信(小ささ故の使い難さは感じない)。14金ペン先に付け替えているが、筆感、フローともにスムース。基本的にカートリッジは使わないのでKawecoミニコンバータ(「Kawecoミニコンバータ2」ではなくスポイトタイプ)を試してみたが、軸内壁がスポイト部分を圧迫してペン先からインクが噴出、結局、添付カートリッジの中味を抜いてN社の北野坂ナイトブルーを注入している。机の上に無造作に他の万年筆と並べていると、贅肉のなさと凛とした佇まいがまた一層魅力的。

レビュー対象商品:Kaweco(カヴェコ)万年筆 リリプット ステンレス LIF-SS

投稿日時:2016/12/06 16:55:00

なんせ場所をとらない、6本揃えても占有面積はクレジットカード一枚とそんなに変わらない。その佇まいに、しばらく眺めいる。「ミニペン」というカテゴリーもあるようだが、リリプットには「リリプット」というカテゴリーがふさわしい。それぞれ異種金属をメインとして、整然と並んだ6本を眺めていると、そのグラデュエーションにまず「工芸品?」という思いが、次には「いやいやこれはアートじゃないか!」と変化していく。こればっかりは実際目にしてもらう他ないが、ある意味、キズが怖いからお店ではムツかしいだろうな。そして、机の上にいつも15〜6本のpenが転がっていて、その中にリリプットが加わるとそれぞれの万年筆に対する見方が変わってくる。品格(ペン格)が良いというか、周りを照らしてその欠点も、魅力も炙り出す。以前、スティピュラのヴェドやヴェド・ヌーダを使っていて、そのペン先に驚いたことがある。何の変哲もない小さなスチールnibの書き味に感心したのだが、これが続いて使ったpenの筆感も評価してくれるのだ。それも、肯定的に。同じことが、形は違うがリリプットの存在で起こる。さて、さて、6本目のステンレスもペン先を14金にしている。相変わらずスムース(スチールのFも悪くないぞ)。inkはカランダッシュのヒプノティック・ターコイズ。多分、リリプットとの出会いがなかったら、カランダッシュ(ink)とも疎遠のままだったろう。

レビュー対象商品:Kaweco(カヴェコ)万年筆 リリプット エコブラスウェーブ LIF-ECOBW

投稿日時:2016/12/02 15:52:00

3本目のリリプット。ギャザー状になったユニークな軸はデザイン上の要請か。実際のホールド面ではやや不安定要素にも感じるが「カッパー」のようにはエージングが進行しないので慣れる方が近道かというところ。ペン先はゴールドカラーのスチール(BB)に付け替え。KawecoのスチールnibはMでは「トロン」とした印象の筆感で、好みが分かれる所だがBBではそれほど気にならない。というより本体のサイズ・形・色・質感が非常に魅力的なので「アバタもエクボ」か。セットしたinkもカランダッシュのデイバイン・ピンクで、赤とピンクの中間のようなユニークな色合いが一層そうした印象を後押ししているのかも知れない。

レビュー対象商品:Kaweco(カヴェコ)万年筆 リリプット カッパー LIF-CP

投稿日時:2016/11/21 13:52:00

この万年筆で初めてカートリッジを使うことになった。カランダッシュのバイブラント・グリーンを使っている。カランダッシュのボトルインクは価格面でのハードルがやや高く、カートリッジにするならば一度使ってみようということ。持っているいくつかのinkと比べるとDr.Jansenのエドガー・アラン・ポーの緑味を強く、鮮やかにした感じ。粘度が数値以上に感じられ、コクのある発色に満足。さて、リリプットは他では代替が利かないというのが素直な印象。小さいのに存在感があり、キャップを尻軸にセットする手間も楽しい。カッパー(銅)は真新しい十円玉、電線の色、使い始めはピカピカ・ツルツルで手の中で回りそうで少し気を使ったが一週間でエージングが進み、いい具合になってきた。付け替えた14金nibも先のinkと相性がいいのかアタリを引いたのか、もともとクセのない書き味がさらにnice。